
外壁塗装は建物を守るために、塗料が改良されてきています。大きな課題となるのは、紫外線を受けることにより塗装が硬く縮まり、ヒビが入るようになるのです。そこから雨水が入り込むことにより、建物の躯体は劣化するようになります。応急処置としては修繕として亀裂を塞いでもよいのですが、必ず一度古い外壁塗装は全てそぎ落とした上で塗装をし直すことが大切です。
中途半端に残してしまうと、その上に施す塗装が剥げやすくなります。そしてその下地処理を丁寧に行うことも重要です。防水加工も兼ねたものですが、完成後には確認できないものです。しっかりと施工する業者を選ぶことが求められることになります。
また、紫外線にも強い塗料を使用することによって耐久性が高まることになりますが、その施工は非常に難しく経験豊富な技術が必要となります。多くの職人はその塗りにくさから薄めて使用することになります。けれども塗料は薄めると防水性や断熱性などが劣ると共に厚めに塗ることができなくなります。外壁塗装は皮膜を厚くすることで断熱性も高まることになります。
断熱が高まれば外気の影響を受けにくくなりますし、その結果冷暖房の効率が高まるものとなります。つまり光熱費も削減できるようになります。そのために塗料メーカーでも適切な塗装を行うための講習も行なっていますし、その修了者でなければ塗料を提供しないところもあります。性能の良い塗料と腕の良い職人によって外壁塗装を行うことが大切です。
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