フローリングの種類と補修の費用

フローリングは微小な傷なら自分で補修可能です。格安の値段で様々な補修キットが売られており、作業も簡単です。しかし深く削れている場合は、専門の業者に頼んで一部を張り替える必要があります。また色があせていたり傷や摩耗が多かったりする場合は、全体的に剥がして新規に張り直すことが望ましいです。

その際、リフォーム単価は材料費だけではなく、施工業者や工務店の人件費も含まれます。また材料は束で購入するため、発生した端材などの処分費も必要です。さらにフローリングを剥がす場合は、床と壁が接している箇所にある巾木も取り替えます。フローリングの素材としては単層と複合の2種類あり、補修費用も異なります。

まず単層ですが、無垢材や集成材を使っており、現材料は広葉樹や針葉樹です。特に針葉樹素材は、古民家でよく使われています。天然の樹木の手触りと香りが特徴で、経年劣化した場合もかえって味わいが出るのがメリットです。ただしフローリング補修を行う場合は、複合タイプより高価になります。

複合の方は木材がリーズナブルで、しかも収縮や反り返りがないのが特徴です。耐衝撃性や耐摩耗性も優れているため、近年、使用されることが多い素材です。また色も多数あり、ホワイトカラーやダークカラーなどが揃っています。デザイン的には、タイル調から大理石調まで様々なタイプが用意されているため、好みで好きなものを選べます。

ただし、単層のフローリング材のような調湿作用はないので、注意が必要です。

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